人生には、さまざまなライフステージの変化があります。
これらをきっかけに、より便利で安心できる場所に移り住む方もいます。
ここでは、ライフステージの変化によって不動産売却をおこなうケースについてご紹介します。
不動産売却を出産に合わせておこなう
夫婦二人だけなら快適に暮らすことができていた不動産でも、家族が増えることで狭く感じられることもあります。
今後を考え、子ども部屋も必要になることが予想されるので、それが可能な間取りであるかどうか注目して不動産売却をおこなう方もいます。
また、お子さんの成長とともに物が増えていくことが予想されるため、そのあたりについてもイメージしながら暮らしやすい家を検討してみると良いでしょう。
出産は、ライフステージが変化する大きなタイミングでもあり、今後のことをイメージしながら立地条件なども含めて選びやすいチャンスでもあります。
通学がしやすい場所を積極的に探すのも良いでしょう。
売却資金を元手にして、広い家を購入できますし、将来の資金計画が立てやすいといったメリットもあります。
不動産売却を子どもの独立に合わせておこなう
子どもの独立も、ライフステージが大きく変化するきっかけの一つです。
老後のことを考えて、利便性に注目して都心部など便利な場所に、新たな不動産を購入するのも良いでしょう。
不動産売却するさいは、必ずしもリフォームをおこなう必要がありませんので、おこなうことでどんなメリットがあるのかを考えてから判断すると良いでしょう。
現状渡しにて売却する方もいますので、どちらが自分に合っているのかチェックしてみてください。
不動産売却を親が亡くなることでおこなう
親が亡くなる日はいつの日かやってきます。
これを機に、親名義の不動産を売却する人もいます。
相続したマイホームなどを不動産売却する場合、相続登記が必要になります。
手続きに必要となるものは、相続人となる人の戸籍謄本と戸籍の附票、印鑑証明書、被相続人の土地家屋名寄帳と、全戸籍および戸籍の附票のほか、相続する人の身分証明書です。
●特例
小規模宅地等の特例もあります。
宅地が330㎡までであれば、この特例を利用することができますので、確認してみると良いでしょう。
税金や譲渡所得税を、抑えることができるかもしれません。
