今回はマイホーム購入を検討している方への参考情報として、分譲マンションの概要およびメリットやデメリット、価格相場などについて解説していきます。
「マイホームは一戸建てにすべきか分譲マンションにすべきか」と迷っている方は、今回の情報をぜひお役立てください。
分譲マンションとは？その概要と主なメリットについて
分譲マンションとは、一棟のマンションを住戸ごとに区分けしたうえで一戸ずつ販売しているタイプのマンションのことです。
分譲マンションを購入した方は「区分所有者」として専有部分を所有することとなります。
そんな分譲マンションの大きなメリットは、設備や施設の充実度の高さです。
賃貸物件よりもハイグレードな設備が使われているというだけでなく、ラウンジやキッズルーム、宅配ロッカーなど皆で使う共用施設が充実しているケースも多いですよ。
また、オートロックや防犯カメラ設置、さらにマンションによってはコンシェルジュや常駐管理人の配置などもしており、総じて一般的な一戸建てよりもセキュリティ性が高いというのも大きなメリットです。
他にも「24時間ゴミ出しOKなので便利」「一戸建てと比べると立地が良い」などという点を気に入る方も多いです。
分譲マンションについて知っておきたいデメリットとは？
分譲マンションの大きなデメリットとは「管理費や修繕積立金、さらにマイカー所有者は駐車場代も別でかかる」という点でしょう。
この点は駐車場付き一戸建てと比べると不利な部分ではあります。
他にも、上下階での騒音トラブル発生リスクや、生活上において管理規約による制限があることなどもデメリットとして挙げられます。
また、賃貸マンションと比べたときのデメリットとして挙げられるのは「気軽に引っ越せない」という点ですが、これは分譲マンションに限らず、持ち家に共通したデメリットといえます。
滋賀県の分譲マンションの価格相場とはどのくらいなのか？
では最後に参考情報として、滋賀県の新築分譲マンションの価格相場とはどのくらいなのか、それを見てみましょう。
公益財団法人不動産流通推進センターの「2022 不動産業統計集」によると、令和2年の滋賀県新築分譲マンションの平均価格は3,838万円、令和3年は4,017万円という統計結果が出ています。
この2年だけを見ると「滋賀県の分譲マンション価格相場は1年で200万円近くも上昇しているのか」と思われるでしょうが、もう少し過去にさかのぼると「平成28年は平均3,455万円だったのが平成29年で一気に4,005万円に上昇し、その後はおおむね4,000万円前後で推移している」ということがわかります。
まとめ
今回は分譲マンションの概要やメリット・デメリットなどを解説したうえで、滋賀県の新築分譲マンションの価格相場もご紹介しました。
メリットとデメリットの両方を理解したうえで、購入するかどうかをしっかり検討しましょう！
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