不動産を売却する場合、さまざまな手続きをおこなっていきますが、それに伴って各種書類も必要です。
売却が初めてという場合、書類の内容を理解しきれないという方もいるかもしれませんね。
そこで今回は不動産売却の際に必要な書類のひとつである、購入申込書とはどのようなものか、書類の見方や注意点についても解説していきましょう。
不動産売却の際に届く購入申込書とはなにかを解説
はじめに、不動産売却の際に届く購入申込書とはなにか、解説していきます。
購入申込書は購入希望者が売主に提出するもので、売りに出している物件を購入したいという意思表示をするためのものです。
ここでよく理解しておきたいのが、購入申込書は売買契約のための書類とは異なるという点です。
購入希望者の意思を伝えるための書類であるため、契約の締結をしたことにはならず、したがってキャンセルもできます。
また、売値や引き渡しの時期をはじめとした条件を、売主と購入希望者の間で交渉することも可能です。
不動産売却のときに届く購入申込書の見方について
不動産売却の際に購入希望者から届く購入申込書の見方と、書類に記載されている内容について解説していきましょう。
1つ目は不動産を購入するための価格についてで、売主が提示した売却価格よりも低い額が記載されていることもあり、価格交渉の意味合いもあります。
2つ目は手付金や内金の額で、売買価格の5~10%が一般的です。
3つ目は引き渡し予定日についてで、希望する物件をいつ頃引き渡してほしいかが書かれており、契約締結から2~3か月後を希望する方がほとんどです。
4つ目は住宅ローンを利用するかどうかと借入予定額について、5つ目には契約が解除になる際の条件である特約となります。
不動産売却時に購入申込書が届いた際の注意点とチェックポイントについて
不動産売却をしていて購入申込書が届いた際の、注意点とチェックポイントを解説していきましょう。
購入申込書が届いた時点ではまだ売買契約が成立していないため、必ず売れるとは限らず、価格交渉や話し合いを慎重に進めていくというのが注意点のひとつです。
また、売買契約が結べたとしても購入希望者は手付金を放棄すれば、キャンセルが可能です。
そのため、手付金の目安は売買価格の5%を目安とし、それよりも安い場合は手付金の値上げ交渉をしましょう。
もうひとつ、購入希望日が買い付けの日から長過ぎる期間に設定されている場合、心変わりする可能性が高くなるため注意が必要です。
まとめ
不動産売却で必要な書類のひとつである購入申込書とは、購入希望者が物件を購入したいという意思を伝えるためのものです。
この書類の提出によって契約が成立したわけではないため、無事に売却できるように、記載内容をきちんとチェックして慎重に対応していくようにしましょう。
私たちアイピースホームは、草津市・甲賀市を中心とした物件を数多く取り扱っております。
土地・戸建てなど、あらゆるニーズに対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
アイピースホーム スタッフブログ編集部
アイピースホーム株式会社は草津市・甲賀市の土地など、不動産情報を豊富に取り扱っている地域密着型の不動産会社でございます。マイホームのご購入を検討されているお客様にご満足いただける物件をご紹介できるよう、不動産情報に関する記事をご提供します。