環境にも家計にも優しいスマートハウス、不動産購入の選択肢に考える方も多いでしょう。
スマートハウスは光熱費の節約だけでなく、災害のための備えや生活利便性の向上にも役立ちます。
今回はマイホームなどの不動産購入をご検討中の方に向けて、スマートハウスとは何かとそのメリットデメリットをお伝えします。
不動産購入をお考えの方へ！スマートハウスとは？
スマートハウスとは、太陽光発電システムや蓄電池、HEMSなどの設備が備わった住宅です。
HEMSとは、ホームエネルギー・マネージメントシステムのことでスマートハウスの頭脳にもなります。
HEMSでエネルギーの利用を見える化し、さらに照明や空調の自動制御も可能となるので、光熱費の節約につながります。
さらに専用アプリなどもあり、スマートフォンで出先からも家電を操作することができます。
帰宅に合わせてお風呂を沸かしたり部屋を暖めておくことも可能になり、快適な暮らしを実現します。
不動産購入をする前に知っておきたいスマートハウスのメリット
スマートハウスの最大のメリットは、やはり光熱費が安くなる点でしょう。
太陽光発電で発電すれば電力会社から電気を購入することもなくなりますし、エネルギーの見える化により家電を効率的に無駄なく利用できます。
日当たりがよければ多く発電できるので、余った電気を売電すれば光熱費の収支はプラスになります。
また、家庭用蓄電池が災害時の非常電源にもなるところもスマートハウスのメリットです。
日本は地震大国でもあり大型台風や豪雨災害などの停電リスクもあるので、防災の観点からスマートハウスは魅力的ですね。
また先ほども触れたように、IT機器の利用により生活が快適になるのもメリットです。
鍵の閉め忘れなどもチェックできるので、お子様の留守番なども安心です。
不動産購入をする前に知っておきたいスマートハウスのデメリット
メリットが多いスマートハウスですが、もちろんデメリットも存在します。
スマートハウスのデメリットは、通常の住宅と比較して不動産の購入費用が高くところです。
売電などが可能であれば結果としてプラスになるかもしれませんが、途中で故障したり日当たり条件が悪いなどであれば導入費用を回収できないかもしれません。
またHEMSを導入する場合、対応している電化製品を購入する必要があります。
電化製品が対応していないとHEMSが利用できないので、これまで利用していた家電が使えない可能性もあります。
