近年、持っていてもマイナス面が大きいとされる「負動産」という言葉を目にします。
この記事では、どのような不動産が「負動産」にあたるのかを解説しながら、負動産との上手なつきあい方を提案していきます。
地方にある不動産の相続や空き家になりそうな不動産の相続を控えている方は必見です。
相続前に確認を!負動産と呼ばれる不動産とは?
現在、全国各地で空き家問題や相続税の問題が叫ばれています。
土地や住宅などの不動産が単なる財産だったのはもう昔の話だと感じている方は意外と多いかもしれません。
テレビなどのメディアや新聞などでも目にする機会が増えてきた「負動産」という言葉も、そんな時代を象徴するかのような言葉のひとつです。
世間で使われるようになった「負動産」とは、誰かが住むわけでも使うわけでもなく、所有しているだけで毎年固定資産税や維持費用などが発生してしまう空き家や空き地のことです。
親から相続して今は誰も住んでいない住宅、もう田畑として使っていない土地、空室が多く資産価値が下がってきた賃貸物件などが、総じて負動産と呼ばれる不動産にあたります。
たとえば、空き家になって間もない住宅でも居住者を得ることなくそのまま放置してしまうと、住宅設備の劣化や老朽化が進み近隣の方々の迷惑になることもありますし、衛生上の問題や倒壊の危険が原因となり特定空き家に指定されてしまうこともありえます。
トラブルへの発展を防ぐためにも、負動産は放置するのではなく、早めの処分や活用を検討していきましょう。
相続前に検討を!負動産の処分方法
今は負動産かもしれませんが、土地や住宅などの不動産は立派な財産のひとつです。
今まさに負動産を所有してしまっているという方はもちろん、これから相続で負動産を所有する可能性がある方も、早めの処分と活用を検討するのがおすすめです。
負動産の処分方法にはいろいろなものがありますが、まだ居住が可能な住宅の場合は、賃貸物件としての活用、中古住宅としての売却、不動産会社への買取依頼、自治体の空き家バンクを利用するといった方法もおすすめです。
また、住宅にすでに価値がない場合は、古家つき土地としての売却、建物を解体後に土地としての売却、更地にしてからの駐車場の経営、自治体への寄付などがおすすめです。
まとめ
不動産の相続後に負動産を抱える可能性があるという方は、一度、ご気軽に弊社までご相談ください。
きっと土地や住宅の特徴を踏まえた解決策が見つかるはずです。
私たちアイピースホームは、草津市・甲賀市を中心とした物件を数多く取り扱っております。
土地・戸建てなど、あらゆるニーズに対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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