不動産売却を検討するにあたって、まず気になるのが「自分の不動産にどのくらいの価値があるのか?」ということではないでしょうか。
固定資産税評価額とは、不動産売却価格を決定するうえで参考となる評価額の1つです。
今回は、固定資産税評価額とはどのような評価額なのか、その計算方法やほかの土地の評価額もあわせてご紹介します。
不動産売却価格の計算に必要な固定資産税評価額とは?
不動産を所有している方には固定資産税の支払い義務があります。
固定資産税とは、土地や家屋などの「固定資産」にかかる税金のことです。
固定資産税評価額は、固定資産税の税額を算出する際に使われる土地の評価額です。
さらに、固定資産税評価額は不動産売却価格にも大きく関わってきます。
自分が所有する不動産がいくらぐらいで売れるのか確認したいときは、固定資産税評価額を調べてみると良いでしょう。
不動産売却における固定資産税評価額の計算方法は?
固定資産税の税額は「固定資産税評価額×1.4%」で算出されるため、固定資産税評価額は固定資産税の税額を1.4%で割ることで逆算できます。
固定資産税評価額を調べる方法としてもっとも簡単なのは、毎年4~6月に送られてくる固定資産税納税通知書の明細書を確認することです。
固定資産税評価額は、不動産鑑定士の鑑定結果をもとにして自治体が決定しています。
明細書には、土地と建物それぞれの固定資産税評価額が記載されています。
そのほかにも、以下の書類を調べることで固定資産税評価額を知ることができます。
●固定資産評価証明書
●公租公課証明書
●固定資産課税台帳
いずれも郵送での取得が可能なため、必要に応じて取り寄せてみてはいかがでしょう。
不動産売却における固定資産税評価額以外の土地の評価額とは?
不動産売却価格を決定するうえで指標となるものには、ほかにも4つの評価額があります。
●公示地価:国道交通省の土地鑑定委員会が公表する、毎年1月1日時点の標準地の価格
●基準地価:都道府県が公表する、毎年7月1日時点の全国2万か所の基準地の価格
●路線価:道路に面する標準的な宅地1㎡の価格
●実勢価格:実際に取り引きがおこなわれた際の価格
このなかで、一般的に馴染みが深いのは実勢価格でしょう。
固定資産税評価額は実勢価格の70%程度であることから、固定資産税評価額がわかれば実勢価格の見当が付きます。
まとめ
固定資産税評価額は、不動産売却を検討されている方にとって重要な評価額といえます。
その計算方法や調べ方はもちろんのこと、不動産売却価格を決めるうえで指標となるほかの評価額についても、確認しておくと良いでしょう。
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