不動産売却を検討している方にとって気になるのは「どのくらいの売却価格で売り出せば良いのか」という点でしょう。
そこで今回は不動産売却における「自分自身でできる売却価格相場の調べ方」や、不動産会社による査定の種類やその概要などについて解説します。
不動産売却において査定を受ける前に売却価格相場を調べる方法
不動産売却において売却価格の相場を知るためには「不動産会社にきちんと査定してもらう」のがおすすめですが、その前に軽く自分自身で相場を調べておきたい、と考える方もいるでしょう。
そのための方法としては「売却予定の物件と類似した条件の物件取引事例があるかどうか探す」のをおすすめします。
近隣での類似物件の取引事例があれば、その際の価格は大いに売却価格相場を知る参考となります。
類似物件の取引事例が見つからない場合は、土地に関しては「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」を参照し「国土交通省の公示地価（または都道府県の基準地価）×面積×1.1」という計算方法を使って、ある程度実勢価格に近い数字を出すことができます。
ただし人気エリアだと実勢価格が公示地価や基準地価の1.5倍を超えてくることもありますので、あくまで軽い参考程度と考えておきましょう。
不動産売却の売却価格相場を知るための査定①机上査定
不動産売却の売却価格相場を知るための大きな参考となるのは、不動産会社による査定価格です。
不動産会社の査定には机上査定と訪問査定の2種類があります。
机上査定は簡易査定とも呼ばれるもので、現地査定をせずに「物件の立地や築年数、面積」「類似物件の取引事例」「公示地価や基準地価」などのさまざまな情報を根拠として査定する方法です。
現地訪問を必要としないので気軽に依頼しやすく、査定結果が1日～数日程度と早く出るのがメリットですが、査定価格の根拠が「情報」だけである分、査定価格の精度には不安が残ります。
不動産売却の売却価格相場を知るための査定②訪問査定
不動産会社による査定で、査定価格の精度が高く不動産売却の際の売却価格相場を知るのに本当に役立つのは訪問査定です。
訪問査定は詳細査定とも呼ばれ、机上査定のような「情報を根拠とした査定」だけでなく、くわえて担当者による現地訪問もおこなわれ「実際の物件を見たうえでの査定」も加わります。
机上査定よりも査定結果が出るまでに時間はかかりますが「情報＋プロの目による物件の現物確認」による査定のため机上査定よりも査定価格の精度がずっと高く、信頼性があるのが大きなメリットです。
訪問査定をスムーズに進めるため、そして少しでも高く評価してもらうために、登記簿謄本や公図・売買契約書・間取り図・固定資産税納税通知書など各種書類の用意および、掃除や整理整頓・換気・消臭などをやっておくことをおすすめします。
まとめ
今回は不動産売却を検討している方が売却価格相場を自分で調べる方法や、不動産会社による査定の種類や概要などについて解説しました。
まずは自分で調べられないかどうか、類似物件の取引事例を探してみましょう！
私たちアイピースホームは、草津市・甲賀市を中心とした物件を数多く取り扱っております。
土地・戸建てなど、あらゆるニーズに対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
