今回は、マイホームの購入を検討している方にむけて住宅ローンと転職についてのお話をしていきます。
転職が住宅ローンの申し込みや利用にどんな影響を与えるのか、住宅ローン申し込みのタイミングは転職の前か後かどちらが良いのか、返済中に転職した場合についても解説していきます。
転職すると住宅ローン申し込みや利用にどんな影響が出る?
転職は、住宅ローン申し込みや利用に大きな影響を与えます。
まず、住宅ローンの申し込み条件に「勤続○年以上」という条件を設定している金融機関の利用ができなくなるので、住宅ローン申し込みの選択肢が狭くなるという影響が出ます。
そして、申し込みができたとしても、審査においてはやはり勤続年数が短ければ短いほど不利になるので、審査に通りにくいという影響も出てきます。
住宅ローン申し込みのタイミングは転職前と転職後どちらが良い?
転職は住宅ローンの申し込みや利用に大きな影響を与える、と先ほどご説明しましたが、これを聞くと「転職前に住宅ローン申し込みをしたほうが審査に通りやすいだろうからメリットがありそう」と思われるでしょう。
しかし、実は住宅ローン申し込みのタイミングは転職前より転職後のほうが望ましいのです。
その最大の理由は、これから先の長い返済です。
転職前だと転職後の収入がわからず、もし転職で収入ダウンするとなると、将来は返済に行き詰ってしまうリスクが非常に高くなります。
これに対して、転職後なら転職後の収入を知ったうえでの返済計画が立てられるので、返済に行き詰るリスクが低減できるというメリットがあるのです。
申し込みやすさ・審査の通りやすさという目先のことより、今後数十年にわたる返済が苦しくなるリスクを低減するほうがはるかに重要、ということですね。
住宅ローンの返済中に転職した場合はどうすれば良い?
住宅ローンの返済中に転職した場合は、必ず金融機関に勤務先変更の届け出をしましょう。
そしてもし「転職による収入ダウンで返済が苦しくなる」という場合は、延滞してしまう前に金融機関に現状を正直に伝えたうえで、返済計画の見直しをお願いできないかどうか相談しましょう。
返済期間を延長して毎月返済額を減らすなど柔軟な対応をしてくれる可能性もありますので、相談してみる価値はあります。
あと、転職時に住宅ローン控除期間がまだ残っている場合は、転職先での年末調整の際に、金融機関から送付される住宅ローンの年末残高証明書を添えましょう。
まとめ
転職は住宅ローンの申し込みや利用に影響を与えますが、それでも長い返済のことを考えると、住宅ローン申し込みは転職後にやるのが好ましいです。
返済中に転職した場合は必ず金融機関に新しい勤務先を届け出ましょう!
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アイピースホーム スタッフブログ編集部
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