不動産売却時は一般的に、仲介会社に買い手を探してもらいます。
その際、仲介会社が行うさまざまな売却活動の方法のうちのひとつが、レインズを使ったものです。
今回は、売却活動のひとつであるレインズとはなにか、レインズの登録の流れ、利用するメリットとデメリットをご紹介します。
ぜひ、不動産売却を検討している方は記事を参考にしてみてください。
不動産売却時に利用するレインズとは?
レインズとは、不動産売却物件情報が登録されているネットワークシステムのことです。
不動産流通標準情報システムの略称でもあり、別名、不動産流通サイトとも呼ばれています。
運営は国土交通大臣に任命された不動産流通機構がおこなっており、全国に4つ(東日本・中部・近畿・西日本)設置されています。
レインズは、仲介会社が不動産情報を登録し、広く一般に公開することで買い手を募集する仕組みです。
加入中の仲介会社であれば、登録会社でなくても、掲載中の物件を紹介できる仕組みのため、買い手が見つかりやすくなるでしょう。
不動産売却時にレインズを利用する流れ
まず仲介会社と媒介契約を交わした後、仲介会社の担当者が物件情報をレインズへ登録し、公開します。
媒介契約には一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3種類があります。
一般媒介契約は、レインズへの登録が任意です。
専任媒介契約は、一社の仲介会社のみ契約ができ、レインズへの登録は必須、14日間に一度売却活動の報告が通知されます。
専属専任媒介契約は、専任媒介契約同様に一社のみの契約であり、レインズへの登録が必須、7日間に一度売却活動の報告が通知されます。
不動産売却時にレインズを利用するメリットとデメリット
メリットは、多くの仲介会社が物件情報を共有するため早期売却の可能性が高まることや、売却活動の露出度などの確認ができることです。
ネットシステムに登録することで、物件情報を見てもらえることが増えます。
また、仲介会社のなかには自社内のみで物件情報を保持して販売を独占する会社もありますが、レインズに掲載されているかをチェックすることで、そのような状態になることを避けられます。
デメリットには、売却情報を広く知らせたくなくても一般公開されてしまうことや、リアルタイムで状況が更新されるため、物件が売れ残っている期間も知られてしまうことがあります。
長期間買い手が付かない場合には、問題がある物件ではないか懸念される可能性があります。
まとめ
不動産売却時にレインズを利用するためには、仲介会社へ依頼しなければなりません。
利用するメリットは、買い手が見つかりやすくなる点です。
一方、デメリットは知人や親戚に知られたくなくてもばれる可能性が高まる点です。
どのような売却活動をおこなうのか、担当者と話し合い、検討したうえで利用しましょう。
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