昔購入したり、親から相続したりして別荘を所有しているものの、現在はまったく使っていないという方は少なくないことでしょう。
そのような建物を売却しようと思った場合、前もって知っておいたほうがいいポイントもあります。
そこでこちらの記事では、別荘と居住用住宅との違いや売却しにくいと言われる理由、また、最近の需要についても解説していきます。
別荘売却前に知っておきたい居住用住宅との違いについて
同じ不動産を売却する場合でも、家と別荘では税制面で扱いに違いがあることをご存じでしょうか。
不動産を売って利益が発生すると、その利益に対して譲渡所得税が課せられますが、居住用の住宅の場合、特別控除などの優遇措置があります。
一方、別荘は休養や余暇を楽しむことを目的としており、趣味の一環とみなされます。
生きていくのに必要な建物ではないため、居住用住宅のような優遇措置を受けることができないというのが大きな違いです。
別荘は売却することが難しいと言われる理由について解説
1970年代から1980年代にかけて別荘ブームがあり、多くの方が購入しました。
ところがバブルの崩壊以降、購入する方や、当時人気のあった避暑地やリゾート地に足を運ぶ方が減り、使用する機会も少なくなっています。
購入した頃からすでに40年以上がたち、建物の老朽化が進んだことが、売却することが難しいと言われる理由のひとつです。
修繕のための費用や、管理費、固定資産税、住民税など、さまざまなコストがかかるため、保有したいと考える方も当時ほどいません。
また、自然の中で過ごすことを目的としているため、利便性については二の次になってしまい、立地条件があまりよくないというのも、買手が付きにくい理由です。
諦めるのはまだ早い!近年高まりつつある別荘の需要
このように、ブームだった頃から数十年、人気がなくなり購入希望者が減る一方だった別荘ですが、実は近年その人気が再び高まってきているのです。
最近、田舎暮らしを楽しむ方々をテレビやSNSで目にすることか多くなってきました。
そのような生活に憧れる方は決して少なくなく、非日常感や自然の中での生活を求めてセカンドハウスを住まいにと考える方が増えています。
また、ネット環境さえ整っていればどこでも仕事ができる今の時代、主要都市で暮らす必要性がなくなってきました。
その結果、週末や休日、またリモートワークをするときにはセカンドハウスを利用するという二拠点生活がブームになってきていることも、需要を高めている一因です。
まとめ
1970年代から1980年代にかけて購入者が多かった別荘は、バブル崩壊とともに人気が減り、維持するためのコストもかかることから、売却しにくいとされてきました。
ただ、近年の田舎暮らしや二拠点生活のブームによって、少しずつ需要が高まりつつあります。
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