中古のマンションを選ぶときには、見た目のきれいさや設備だけではなく、他にもチェックすべき点があります。
どのような点をチェックすればいいのか、具体的に分からない方もいることでしょう。
そこで、耐震基準や管理状況、修繕積立金など、中古マンション選びの際にチェックしたいポイントについて解説します。
中古マンション選びのポイントとして確認しておきたい耐震基準
近年、日本各地で大きな地震が発生しており、これから住まいを探す場合はできるだけ耐震性の高い建物選びをするのが大切なポイントです。
耐震基準には新耐震基準と旧耐震基準の2つがあり、1981年6月に施行されたものが新しい基準で、古い基準よりも厳しくなっている点が大きな違いです。
古い基準は震度5以上の地震に対する強度は定められておらず、一方、新しい基準では震度6強~7強の地震でも倒壊しない強度が求められています。
つまり、中古マンション選びの際には新耐震基準になってから建てられたもののほうが、安全性が高いと言えます。
中古マンション選びのポイントとして確認すべき管理状況
中古マンション選びをする際には、間取りや日当たりなど部屋の状態に加えて、共有部分の管理状態をチェックするのもポイントです。
エントランス部分やエレベーターなどの劣化具合、また、ゴミ置き場や自転車置き場の使い方などを見ると、管理方針や住民のモラルを知ることができます。
劣化が目立つ場合は修繕プランがきちんと立てられていない可能性もあるため、注意が必要です。
中古マンション選びのポイントとして確認すべき修繕積立金
中古マンションを選ぶときに注意したいもうひとつのポイントが、修繕積立金です。
国土交通省は2021年9月にマンションの修繕積立金についてのガイドラインを改訂し、専有面積の広さごとの適切な金額の目安も公表しました。
この目安と実際の修繕積立金を比較し、安すぎる、高すぎるなどの問題がないか確認しましょう。
また、築年数の古い中古物件は、近く大規模修繕がおこなわれる可能性もあります。
大規模修繕のために、月々の積立金の値上げや不足分の追加支払いが求められるケースも考えられるため、確認が必要です。
まとめ
中古マンション選びをする際には、新耐震基準と旧耐震基準について、また、共有部分の管理状況や使い方、修繕積立金についてもチェックすることが大切です。
住み始めてから後悔することのないよう、チェックポイントを踏まえたうえで、さらに必要と思われる部分を丁寧に確認しましょう。
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